授業科目名教育の制度と経営(99FT105)授業科目名(英)Educational System
教員名殷 爽
開講年度学期2026年度 前期
曜日時限木曜3限
開講学科工学部
機械工学科、電気工学科、応用化学科、数理情報科学科、医薬工学科

単位2.0学年2年
科目区分・授業形態教職課程
【科目】
教育の基礎的理解に関する科目
【施行規則に定める科目区分又は事項
等】
教育に関する社会的、制度的又は経営
的事項(学校と地域との連携及び学校
安全への対応を含む。)
単位区分

授業概要現代の公教育は一定の教育の目的を達成するために、法体系や教育制度が整備されており、教員はその制度の枠組みの中で生徒に教育を行う。しかし、近年断続的に行われる教育改革や学校内外の環 境変化を受け、学校は急速に変わりつつある。教員を目指す者にとって、教育の制度枠組みを理解し検討することは必須である。そこで本講義では学校を取り巻く社会の変動を踏まえた上で、教育行財政の制度や学校経営の理論について基礎的な理解を深める。
達成目標現代の学校教育に関する社会的、制度的または経営的事項について基礎的な知識を身に付けるとともに、それらに関連する課題を理解する。なお、学校と地域との連携に関する理解及び学校安全への対応に関する基礎的知識も身に付ける。
DPとの関連性
成績評価方法定期試験:50点、出席/ミニッツ・ペーパー(毎時提出):30点、課題プレゼン:12点、授業ノート:8点の成績の合計に応じて以下のように評価を与える。
S:90~100点、A:80~89点、B:70~79点、C:60~69点、D:59点以下不合格
再試験:実施しない。
教科書元兼正浩監修「教育制度エッセンス―多様性の中で制度原理を考えるために―」花書院、2023年 第2刷。
参考書各回授業で紹介する。
履修上の注意・4年次の「教育実習」を受講希望の者は必ず履修すること。
・授業中に教科書の要点をまとめる/教科書の内容に基づき議論するなどの場面を設けるため、各自教科書を初回の授業までに用意すること。
・授業の要点をまとめることを目的として、本講義用の大学ノートを準備すること。なお、このノー トのみ定期試験での持ち込みを可とする。  
・課題プレゼンの評価基準について、オリエンテーションで開示する。
・教職カリキュラムツリーを参照する。

授業計画第1回:「教育の制度と経営」に関するオリエンテーション
●授業内容
授業の内容やねらいについてオリエンテーションを行う。
[授業外学習の指示]予習:近年の教育政策の動向を各自調べ、問題意識を持って授業に臨む。

第2回:公教育の原理及び理念・歴史
●授業内容 公教育制度の根本となる諸原理(義務性、無償性、中立性など)について理解を深める。
[授業外学習の指示]予習:テキストpp.14-15を講読する。

第3回:公教育を成立させる法体系
●授業内容 日本国憲法及び教育基本法を中心として、現代日本の公教育制度の原理を理解する。
[授業外学習の指示]予習:テキストpp.16-19を講読する。

第4回:公教育を成立させる教育法規
●授業内容
学校教育法及び同施行令、同施行規則を概観し、教育関連法規の体系を理解する。また、国際条約と国内法の関係にも触れる。
[授業外学習の指示]予習:前時の終末に例示した事項について、その根拠を学校教育法の条文から探し出し要約する。

第5回:教育行政の組織と運営:文部科学省の組織と教育委員会制度
●授業内容
戦前における教育行政の特徴をおさえ、戦後・現在の教育行政との相違を理解するとともに、教育行政が果たす役割について把握する。
[授業外学習の指示]復習: テキストpp.20-25を講読した上で新教育委員会制度の問題点を指摘する。

第6回:教育財政のしくみ
●授業内容
公教育における教育費の負担構造について理解する。
[授業外学習の指示]復習及び予習:教科書無償制度の成立プロセスについて各自調べ学習を行う。

第7回:教育内容行政のしくみ
●授業内容 学習指導要領の法的位置付けやその変遷について概観するとともに、教科書無償制度や検定制度の成立過程を理解する。
[授業外学習の指示]復習及び予習:テキストpp 32-39を講読する。

第8回:教育人事行政のしくみ1―教職員の身分と服務
●授業内容
公教育を担う教職員の身分や義務、服務の実際について理解する。
[授業外学習の指示]復習:授業内で提示した教員の服務に関する演習に取り組む。

第9回:教育人事行政のしくみ2―教員の養成―採用―研修及び人事評価
●授業内容 日本における教員の養成―採用―研修及び人事評価のシステムについて理解する。
[授業外学習の指示]予習:テキストpp.40-43を講読する。

第10回:教育制度の体系と諸課題
●授業内容
日本における学校制度体系の展開を概観し、今後の課題を検討する。
[授業外学習の指示]復習:テキストpp.138-141、pp.238-241を講読し、韓国及び中国との学校制度の違いを理解する。

第11回:生涯学習及び社会教育制度の体系と諸課題
●授業内容 日本における生涯学習及び社会教育に関連する法体系を概観し、その制度原理を理解するとともに今日的な課題について検討する。また、識字教育・基礎教育政策の展開について理解する。
[授業外学習の指示]復習:テキストpp.44-47及びpp.52-59を講読する。

第12回:特別支援教育の制度の展開と課題
●授業内容 日本における特別支援教育制度の展開を概観し、その制度原理を理解するとともに今後の課題について検討する。
[授業外学習の指示]復習:テキストpp.62-65を講読する。

第13回:学校の経営―校長の役割と学校の組織構造
●授業内容 学校における校長の役割と校内組織体制について特別支援教育制度の展開を概観し、その制度原理を理解するとともに今後の課題について検討する。
[授業外学習の指示]復習:テキストpp.66-81を講読する。

第14回:学校と地域との連携
●授業内容 「地域とともにある学校」が求められるに至った背景を概観し、学校評価や学校評議員制度、学校運 営協議会(コミュニティ・スクール)等の制度原理を理解する。
[授業外学習の指示]復習:テキストpp.62-65を講読し、その先進的事例について調べ学習を行う。

第15回:学校安全と危機管理
●授業内容 児童・生徒の健康と安全に関する教育法規を概観するとともに、学校の安全と危機管理に関する組織的対応の在り方について検討する。
[授業外学習の指示]復習:テキストpp.90-97を講読する。

定期試験

注意あくまでも教師を目指す学生を対象とした授業であることを踏まえ、意欲的な取組を期待します。



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