授業名漢方概論(99P4405)授業名(英)
教員名田中 宏幸,堀江 一郎
開講年度学期2021年度 前期
曜日時限火曜4限
開講学科薬学部薬学科

単位2.0学年4年
区分専門科目課程必修

概要漢方の考え方、疾患概念、代表的な漢方薬の適応、副作用や注意事項などに関する基本的事項を修得する。漢方薬の基礎、漢方薬の応用、漢方薬の注意点に関して学習する。漢方の特徴、漢方の基本用語、配合生薬の組み合わせによる漢方薬の系統的な分類、漢方薬と西洋薬、民間薬、サプリメント、保健機能食品の違いについてなどを説明できるようにする。また、漢方医学における診断法、体質や病態の捉え方、治療法について概説できるようにし、日本薬局方に収載される漢方薬の適応となる症状や疾患について例示して説明できるようにする。

担当者
田中:第1-7回
堀江:第8-15回
達成目標1)漢方の特徴・疾患概念について概説できる。
2)代表的な漢方薬について説明できる。
3)漢方薬の副作用と使用上の注意点を説明できる。
学習教育目標
成績評価方法3分の2以上の出席を満たした者が成績評価の対象となる。到達度評価試験と期末試験により総合的に判断する。具体的には、
<到達度評価試験:50%>
・漢方医学の特徴および漢方薬と西洋薬の基本的な利用法の違い
・漢方の基本用語を説明できる。(陰陽、虚実、寒熱、表裏、気血水、証)
上記項目に関する問題を作成(50点満点)
<期末試験:50%>
・漢方薬物治療学
・漢方薬の副作用と使用上の注意
・医療現場における漢方薬の利用方法と役割
上記項目に関する問題を作成(50点満点)

出席回数に応じて評価する。 
教科書「薬学生のための漢方医薬学(改訂第3版)」 (南江堂)
参考書「スタンダード薬学シリーズ、化学系薬学III.自然が生み出す薬物」東京化学同人
「第4版 カラーグラフィック薬用植物」廣川書店 
履修上の注意

授業計画

注意3分の2以上の出席を満たした者が成績評価の対象となる。