授業名応用生物化学特論(生物工学)(99FA004)授業名(英)Biotechnology
教員名岩館 寛大
開講年度学期2024年度 前期
曜日時限金曜2限
開講学科大学院 工学研究科工学専攻

単位2.0学年修士課程1・2年
区分選択課程2

概要生物工学とは生命科学で得られた知識を基礎として、社会の利益となる技術を開発する学問の総称である。生物工 学の分野は広く、微生物学、分子生物学、生化学、医学、農学、医学など様々な分野と密接 に関連する学問である。本講義ではこれらのすべてを学ぶことはできないので、生化学、分子生物学の 基礎を学んだ後、生物工学の基礎技術について学ぶ。また、iPS細胞をはじめとした幹細胞用いた再生医療についても触れる予定である。
達成目標生化学の基礎について説明できる。
生物工学の基礎について説明できる。
生物工学の応用技術について説明できる。
学習教育目標
成績評価方法試験および演習 : 60
レポート : 40
演習・小問 :

レポートは定期試験に準じるものなので、レポートの提出がない場合は不合格とする。
S:90~100点 、A:80~89点、B:70~79点、C:60~69点、D:59点以下 不合格

再試験 :無
教科書Moodleで公開する資料を使用する。
参考書ヴォート 基礎生化学 Voet, D. 著、田宮信雄ら 訳(東京化学同人)
応用微生物学 村尾澤夫ら 著
そのほか随時紹介する。
履修上の注意理解出来ない箇所がある場 合にはそのままにせず、まず自分で調べ、それでもわからない場合は質問 に来ることが 必要である。メールでの質問は誤解を招く可能性があるので受け付けない。質問がある 場合は岩館研究室に来ること。レポートの課題および提出、講義資料の公開は「Moodle」で行うので必ず参照すること。

授業計画第1回 序論
第2回 アミノ酸とタンパク質
第3回 酵素
第4回 核酸
第5回 遺伝子と遺伝情報の発現機構
第6回 遺伝子組換え1
第7回 遺伝子組換え2
第8回 発酵1(代謝、発酵の基礎)
第10回 発酵1(微生物の食品への応用)
第11回 発酵2(微生物の食品への応用)
第12回 発酵3(微生物の工業への応用)
第13回 環境を支える微生物
第14回 幹細胞と再生医療1
第15回 幹細胞と再生医療2
第16回 定期試験

授業外学習
各講義について講義資料を読んでおくこと。

注意