| 授業科目名 | 高分子応用特論(高分子科学)(99FA027) | 授業科目名(英) | Polymer Science |
| 教員名 | 白石 幸英 | ||
| 開講年度学期 | 2026年度 前期 | ||
| 曜日時限 | 木曜1限 | ||
| 開講学科 | 大学院 工学研究科 応用化学専攻 | ||
| 単位 | 2.0 | 学年 | 修士課程1・2年 |
| 科目区分・授業形態 | 専門科目 講義・演習 | 単位区分 | 選択 |
| 授業概要 | 合成高分子材料は、セラミック材料・金属材料と共に我々の社会生活を支えている。合成高分子材料は、安く 大量生産でき、軽く、丈夫で、腐らない利点がある。また、その化学構造を巧みにデザインすることで様々な 機能を発現し、幅広い分野において利用され、これらの合成高分子材料なしには、現代の快適な生活を維持す ることができなくなっている。本講義は、機能性高分子、天然高分子、液晶、高分子錯体および機能性有機材 料の合成および、その化学的特性の習得を到達目標としている。前期の高分子科学 I に引き続き、高分子材料 の合成方法やその性質を学ぶことで、現代の高分子化学の基礎知識を総合的に学習し、物質設計や開発、応用 や工学に展開できる能力を身につける。 【実務経験教員による授業】本科目の担当教員である白石幸英は、平成2年度から平成7年度にかけて、コニ カ株式会社(写真フィルムメーカー)および写真館にて、高分子フィルムや銀コロイドを含む貴金属コロイド 粒子の研究・製造・現像などに従事した経験を持ち、令和2年度より日本写真学会の理事を勤めている。特に 「高分子錯体」の講義では、高分子と貴金属とのハイブリッドの合成・解析・応用について実務経験を踏まえ た講義を行う。 |
| 達成目標 | 1.合成高分子、天然高分子、液晶、高分子錯体等の機能性高分子材料の合成および、その化学的特性を理解で きる。 2.機能性高分子が果たしている社会的役割と専門用語の意味を説明できる。 3.高分子のリサイクルや生分解性プラスチックについて理解し、環境や社会に配属する力を養うことができ る。 4.機能性高分子の化学的性質を総合的に学習し、物質設計や開発、応用や工学に展開できる能力を身につけ る。 |
| DPとの関連性 | |
| 成績評価方法 | 試験 : レポート :80 演習・小問 :20 参加姿勢 : 1.達成目標に関する課題の演習・小問を随時行い、その達成度を確認する。達成目標全体について、試験で総 合的な達成度の確認を行い、演習・小問の結果と併せて最終的な評価を与える。 (2005年度以前の入学者) A:80~100点、B:70~79点、 C:60~69点、D:59点以下 不合格 (2006年以降の入学者) S:90~100点、A:80~89点、B:70~79点、 C:60~69点、D:59点以下 不合格 2.評価は応用化学コース、MSEEコース共に同一の基準で行う。 再試験:無 る。 但し、試験の成績、演習の内容から理解度を評価し、単位認定が可能な者に限って再起試験を行うことがあ なお、レポートの判定基準などは次の通り: ・背景、現状、考察、将来展望、参考論文等を含有して書けている:配点の100%。 ・考察部分に若干の改善が認められるがほぼ含有して書けている:配点の90%。 ・要件をほぼ満たして書けている:配点の80%。 ・一部要件は欠けているが、レポートとして認められる:配点の70%。 ・要件がかなり欠けているがレポートとして最低限認められる:配点の60%。 ・レポート未提出:0 点。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | 基礎「高分子化学」妹尾学、他共著(共立出版) |
| 履修上の注意 | 有機化学および高分子科学 を履修することを推奨する。 |
| 授業計画 | 1回 石油化学基礎原料の製造 ナフサの熱分解、C4留分の分離、芳香族炭化水素の分離・製造について。 [授業外学習の指示]ナフサの熱分解で得られる主な成分として、エチレン、プロピレン、C4留分、芳香族炭化水素などがあること、これらの成分の分離についても理解するまで復習すること。 2回 エチレンからの誘導体の製造 エチレンから誘導される石油化学製品について、主な製造法を学ぶ。 [授業外学習の指示][エチレンを原料とする製品とそれらの製造に関わる反応について理解するまで復習すること。 3回 プロピレンからの誘導体の製造 プロピレンから誘導される石油化学製品について、主な製造法を学ぶ。 [授業外学習の指示] プロピレンを原料とする製品とそれらの製造に関わる反応について理解するまで復習すること。 4 回 C4誘導体、芳香族化合物 C4誘導体の主な製造法を学ぶ。多様な芳香族化合物の変換、利用法を学ぶ。 [授業外学習の指示][C4誘導体を原料とする製品とそれらの製造に関わる反応について理解するまで復習すること。 5 回 C1化学 C1化学について、いくつかの例をもとに概観する。 [授業外学習の指示]C1化学の概要を理解する。合成ガスとの関係、重要性についても理解するまで復習すること。 6回 身近な社会生活を支える高分子材料 汎用高分子、準汎用高分子。 [授業外学習の指示]準汎用高分子の復習 。 7回 身近な社会生活を支える高分子材料 エンジニアリングプラスチック、ポリマーアロイ、ポリマーブレンド。 [授業外学習の指示]エンジニアリングプラスチックの復習 教科書p191~p195を読んでまとめる。 8回 耐熱性高分子材料 耐熱性を支配する因子、結晶性高分子の軟化と分解、実用材料としての耐熱性高分子。 [授業外学習の指示]耐熱性高分子の復習 教科書p187~p190を読んでまとめる。 9回 高強度高分子材料 繊維(アラミド繊維、ポリエチレン繊維、炭素繊維)。 [授業外学習の指示]アラミド繊維の復習 10回 導電性高分子 電気・磁気機能材料 絶縁性と導電性、誘電的性質、導電性高分子の応用。ドーピング機構について。 [授業外学習の指示]教科書p218~p223を読んでまとめる。 11回 感光性高分子 光学材料 、フォトレジストについて。 [授業外学習の指示]感光性高分子の復習 教科書p228~p231を読んでまとめる。 12回 高吸水性高分子 高分子の溶解性について。アクリル酸塩系高吸水性高分子、デンプン系高吸水性高分子。架橋構造。 [授業外学習の指示]高吸水性高分子の復習 教科書p234~p237を読んでまとめる。 13回 液晶性高分子 液晶の種類。液晶分子の配列。液晶ディスプレイとは。液晶性高分子の開発と応用。 [授業外学習の指示]液晶の復習 教科書p231~p234を読んでまとめる。 14回 高分子のリサイクル、生分解性プラスチック。 [授業外学習の指示]生分解性プラスチックの復習 15回 医用機能材料 人工臓器、血液浄化用材料、高分子ドラッグキャリヤ- [授業外学習の指示]人工臓器の復習 教科書p244~p246を読んでまとめる。 16回 高分子錯体 高分子錯体触媒、高分子支持金属触媒、高分子錯体の展望 ナノマテリアル [授業外学習の指示]ナノマテリアルの復習 教科書p283を読んでまとめる。 |
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